転職を考え始めたときに、とにかく今働いているところを辞めて・・

新しい職を探すのに、まずは今の会社を辞職してから転職しようとする人もいますが、そういったときには会社がいつボーナスを出すかを気にしておきましょう。ボーナスのある会社はそこら中にありますが、ボーナスがあるのであれば、ボーナスが振り込まれるのがあとわずかだったら、支給日が過ぎるのを待って会社を去るというのもおすすめしたい手口です。ボーナスだとそこそこ額が大きいので、もらい損ねたら損ということもはっきりと言うことができますから、退職をする際にはいつボーナスが入るのかを知っておくほうがもったいない思いをしません。

就職活動をするとき、ネット上で就職を斡旋してくれる、通称「エージェント」つまり斡旋を行う会社が存在しますが、仮にそういった場所で登録して新しい仕事をゲットできた場合でも、失業保険とは何の関係もないので注意が必要です。ハローワーク以外の機関を使って就業しても給付してもらえないのであとで後悔しないようぬい気をつけてください。なお、ハローワーク経由で斡旋された会社に就職した場合は、就職のための準備費用として、一時金を得ることができます。ウェブ上の斡旋業者（エージェント）は、公的機関ではありません。転職を斡旋し紹介料と言う形で企業から報酬をもらうだけであり、失業保険の手続きについては、ビジネスの対象外となります。こういった点を理解していないと、失業中に給付金を手に入られないので、注意が必要です。

女性の転職は、数年前と今日とでは少なからず、状況が変わりつつあります。前は面接の際に、結婚観や結婚後の予定について質問されることが珍しくありませんでした。でも、最近の動向としては、その手のデリケートな内容は、セクハラに該当するとして聞かない企業、が増加傾向にあります。また、とりわけ大きな会社ほど、タブーとして露骨に避けるようになっています。とはいえ、企業側は、YES・NO、の2択ではなく、その人の人生観結婚後・育休の取得が必要なのかどうかなどを当然、知っておきたいと思っているものです。自身の将来設計を知ってもらうためにも、自己ピーアールや志望した動機の中に織り交ぜながら表現することで、面接担当官も考えがわかり、安心してもらえると思います。ということで、質問されていないことでも、こちらから気遣いながら答えておくとよいでしょう。

今日では、ブラック企業がニュースで取り上げられたりして、労働条件についての取り締まりが強くなったり、悪質な企業の場合は公開されるなど、厳罰に処せられる傾向にありますが、完全とは言い難いです。そのため、面接で見破る必要が生じます。まずは求人票等に書かれている労働条件を確認し、それらの項目を一点ずついろいろと質問をぶつけましょう。おおよそブラック企業であれば、求人票の記載が嘘の場合、答え方が不自然になったり、その場では答えられないなど逃げようとすることが多いです。とりわけ「給与」「残業」「休日」においては、この場合はどうなりますか？と質問をしていくと渋い表情を見せるケースが多いです。それでも食らいつくと、ふてくされた態度を見せるので、そこで「この会社は信用に値しない」と確信できます。この手の企業は、約束を守らない上に、入社してからもふてぶてしい態度であることが多いので、それ以上関係を持たないことが無難だと思います。

転職エージェント、そして転職サイトを利用して、転職活動する人は少なくありません。とはいっても、条件のよい転職先を確実に見つけたいなら、それに並行して転職フェアに行くことがおすすめです。転職フェアでは、複数の企業が同時に集まることから、参加した際はいろんな企業の情報を得ることができ、それだけでなく、常駐するスタッフ（説明員など）から、その企業の社風を感じる事が出来る事も少なくありません。転職フェアに参加される場合は、1次面接を受けにいくつもりでしっかりと自分を売り込みましょう。その結果フェアでの交流の中で企業に自分の魅力が伝われば、その後本格的な面接時に非常に有利となります。

転職活動を始める際に次の仕事を始めるまでにある程度時間があるのなら、ぜひ失業手当をもらうことをおススメします。この手当ては現在の会社が社員に「雇用保険」を払っていた場合は、必ず誰でも失業手当を受け取ることができます。また、手続きについては「ハローワーク」で行う必要があります。自身の都合によって仕事を辞めた場合は、「自己都合」として処理されるので、失業手当までの待機期間が「3ヶ月」ありますが、現在の企業の都合での退職や、残業時間によっては、日数をおかず即、受け取ることが出来たりもします。このときの、受け取れる失業手当の金額は最後の月の近々の給料を基準に支給する額を割り出されるので勤めている会社に「閑散期」「繁忙期」の波がある業種の人は、理想なのは「繁忙期」後に辞めるのが無難です。

このように特に昨今の雇用事情の慌ただしい変化を、34歳ぐらいまでの若者たちが特に気にかけているようです。おそらくは、自身のキャリアアップと転職とを考えているのでしょう。こういった理由から労働者・サラリーマンといった人たちの「流動化」が顕著となっているので、それに応じて後々世代に関わらず転職についての関心が増加すると思われます。このような事情から、労働者の転職はより身近なものとなっていくのでしょう。「終身雇用制度」が普通に機能していた頃には、「転職」にはそのことだけで良くないイメージがつき転職が思ったようにいかないケースもたくさんあったのです。社会の流れが変わり今現在の会社のみに執着する意味も必要性もますます無くなってきています。

私は20代の時点で転職を2回し、いまは資格を取るべく「派遣社員」で勤務しています。フルタイム勤務ではないのでどうしても手取りは安いのですが、以前より心と時間に大きな余裕が出来ています。もっと学生の頃に資格を取り、仕事に活かしたかったという思いもあります。やはり、実際に、そういった人を見る度、羨ましいと感じます。これまでは、自分と比べてしまうことが何度か劣等感を感じることもありました。現在では結婚してから、随分と生活環境もかなり変わり、明確にやりたいことを見つけたのでまいにち充実しています。

派遣社員になっても契約期間を過ぎたら自分の好きなタイミングで辞められるものではないと実際に転職活動を経験して実感しました。私は結婚し、生活が落ちついたら、できればすぐに子供がほしかったので、子供ができる日が来るまでのあいだ、だいたい1年半～2年くらい現在の部署でそのまま仕事したかったので就職しました。常勤ではなく派遣社員であるために、正規よりも年収は少なめでしたが、ですが派遣社員という道を選びました。しかし、入社してみたら、一緒に働いている人たちはみなさん10年、15年と続けていらっしゃったのです。意外にも派遣だからといって、すぐに辞められる雰囲気などなく、ちょっと困っています。

いい会社の社員になりたいと転職活動をしている場合は「ほんのちょっとでも早く、内定を手にしたい」と考えるはずです。しかし、そのために吉報ほしさのばかり、自分自身のできないことまで「出来ますよ」と嘘をついたり、あるいはその反対に安売りするような言動はゼッタイに避けましょう。大事なのは焦る気持ちをこらえて、冷静になりつつ、自分にふさわしい職場を探すことに専念しましょう。これまでの経験が活かせるように、そして、今後のキャリアアップが図れる職場を賢く見極めていきましょう。