最初に転職を行うのであれば、注意すべきことはなぜ現在の仕事を去る必要があるのか…

人生初の転職をするにあたって、気を付けるべきことは「現在の仕事を辞めたい理由」を明確にしておくことです。その理由こそが根本問題なので、必ず考えておいた方がいいでしょう。その後現在の問題を解消してくれる会社を選んでください。転職活動は、学生時の就職活動とは性質が大きく異なり、働きながら転職活動をするので、時間と体力が必要になります。明確な理由がないまま転職をしようとしたら、途中で息切れしてしまうことがあります。「どうしても転職したい！」「現状に変化を加えたい！」という熱い気持ちがないのであれば、転職活動にゴーサインを出すことは待っておいたほうが良いでしょう。

派遣で就業しています。派遣法とか労働契約法の関連で長期間働いた就業先での仕事の契約が終了します。同じ派遣の人の中には、派遣先の企業から正社員の地位をつかんだ方もいるのですが正直に言うと仕事が優秀というわけではなく派遣先上司の扱い方が得意な方でお引き立てがあったよう。業務上のスキルよりおじさんを転がす能力が必要なのかなーと選考に漏れた別の派遣の同僚と職場で不満をたれる毎日です。

大手の「就職エージェント」ほど、たくさんの案件を扱っているというメリットがありますが、一方、転職を希望するライバルも多いです。それがためにあなたが、応募したい会社を見つけても、あなたの担当者が「可能性が薄い」と判断すると応募してもらえないこともザラですし、企業から見てあなたよりも有能だと評価される人がいれば、そのライバルを優先することも考えられます。大規模な転職エージェントは、サイトに未掲載の案件のデータを宝庫として扱っており応募することが難しいので、考えを変更して比較的規模が小さいエージェントに対し、気になる会社や案件を伝えておき、応募できないか話しをすると転職希望者のためにアプローチしてくれることもあるので、そういった活用も一つの手です。

求人情報をチェックする場合、オフィス系の仕事が希望だからと、製造業を見ようとしないものですが、そのような人のほとんどは「製造業での募集は、現場の製造マンだけ募集している」と誤解しているはずです。製造業の求人であっても現場に出る製造の仕事だけでなく、経理、総務などの従業員募集をはじめ、購買、営業管理といった「事務系」に分類される部署も結構多くあります。ただ、製造業の仕事場自体、ビジネス街から遠いのでそこがデメリットに感じられるかもしれません。だとしても、自分の執着をなくすことで仕事の選択肢が拡がるはずです。

これはシフト制の仕事についての話です。特定の曜日に働ける人を募集する求人をよく見ますが、もし、応募しようと考えているならシフトの出し方や休み方を確認しておきましょう。以前に私自身が、出産のため抜けた人の助っ人として、正社員として入ったのですが、そこでは、「土曜、日曜」固定のシフトだったのですが、新人の私以外は、他の社員は誰一人現場にいませんでした。前にいた人が土日は必ず出勤していたので、私もそういった形で扱われたしまいました。実際「土日」に外せない用事が入ったりした場合、シフト変更の必要があり上の人に「代わりに出ていただけませんか？」と私が依頼しなくてはいけませんでした。立場も給料も同じなのに土日を私1人だけに任せるって、どういうことなのでしょう？思い返すと本当に異常な職場だったんだと思います。

新卒採用で入った会社にお別れをして、一歩踏み出して転職すると決めました。実際に行動する前は、しばらくの間悩んだように思います。でも、社会人となって数年あとに仕事を辞め、中途採用の形式で働いている人が大半であると自身の転職活動で知り、自然と漠然とした不安が消え、ほっとしました。また1度、転職したことで徐々に肩の荷が下りる気持ちを実感し、自分のしたい仕事を見つけることが嬉しくなっていきました。いまだに「自分の仕事をコロコロと変えるのは問題だ」といった転職に対するマイナスイメージもありますが、それが必ず正しいのかなと思いました。私の場合は転職を経験して良かったと思います。

看護師の違う職業に転職する理由はその人それぞれ。色々な事情があるはずです。考えてみると看護師が他の仕事への転職するには「職場に関わりたくない人がいる」「結婚で配偶者のこともあって子育てなど、種々の仕事環境の変化など、これまでと同じような働けなくなってしまった」「収入に大きな不満を感じている」というような悩みが抱えているのかもしれません。しかし、転職を実際に決断するまえに、「どうして自分は転職をしたいと思っているのか？」と、頭を冷やして静かに現状を客観視することも大切なことです。「実際に転職して現状が良くなるのだろうか？」と再考し、決断してみましょう。

就職活動において、年収は極めて重要なポイントです。面接では、大半の企業で現在の年収と転職後の希望年収について聞かれます。ここで現実の年収を上回る額をもらっていると偽り、高額な年収を獲得しようとしても、無駄な努力でしょう。というのは、最終的には源泉徴収を提出しなければいけないので、もし一時的に信じさせたとしても、そのあとで「源泉徴収票」の提出を求められるので、そこで虚偽の申告をしたことがバレていまいます。トラブルに発展する可能性もあるので、現職での年収を正確に相手に伝え、それに見合った希望年収額を設定するのが賢い選択となります。ちなみに、現在の年収が400万円の方が、転職後に500万円となる可能性はほぼあり得ません。今、430万円の年収であるのなら、希望は400～450万円であると転職先に伝えておくべきです。悪質とも思えるウソの申告は、転職活動を苦境に追いやるどころか、入社後のトラブルとなって、一時的に入社できたとしても、そのまますぐに退職しなくてはいけなくなるおそれもあるため、誠実な態度を心がけておきましょう。

転職して職場を一新するということは、自分自身に見合う職業を選んだほうが好ましいということです。勤め先を変えれば、適した仕事に就くことができるかもしれません。とはいえ、実際に行動するともなると、転職先にふさわしい能力がないと、良い仕事に就くことは難しいです。逆説的に表現すると、自分の価値をあげれば、「天職」に巡り会える可能性も広がる、ということです。今は、職業選択の自由が普通に常識として認められていて、職場や業種を変えたとしても面倒も生じないでしょう。終身雇用制度がなくなりつつある今は、「とにかく良い人材が欲しい」と願う企業も増えているため、この好機に転職を考えてみるのもアリだと思います。

現在の仕事と並行しつつ、転職活動をする人はかなり多くいます。とはいっても、忙しく仕事をしながら求人情報を調べて応募したり、面接に行くのは時間調整も含めてかなり骨の折れる作業といえます。転職活動をしているあいだ、現在の職場の同僚や上司にもバレないようにやり過ごさなければいけません。「とりあえず応募しておこう」という方法を選ぶ人がいるのですが、仮に、書類選考が通ってしまい、面接に呼ばれた直後、「辞退」したとしたら、厄介な事態となるかもしれません。転職エージェントを通して応募している場合は、エージェントに悪い印象を与えてしまいますし、自身でダイレクトに応募した場合も応募した会社からの電話やメールでの勧誘がしつこくやってくることもあります。どちらにせよ自分の大切な時間をドブに捨てることになりかねないので、行く気がない案件は、最初から応募しないことをオススメします。転職活動は、新卒の就活と同じように考えないことを理解しておくべきです。